「キリロムの住人達」 ~キリロム工科大学東京事務所を作ったお母さん編~

誰しも夢は持つ。

叶うか、叶わないか―。

それは、運でも、実力でもなく、休むことなくそれについてだけ真剣に行動しているかではないか。

こんにちは、YOYOです!

先日、2019年度vキリロム会議が催され、キリロムにゆかりのある方々がたくさんリゾートにいらっしゃり、YOYO含め、KIT学生やインターン生にとっては2度とないのではというくらい貴重な体験をさせていただけました。

今年も、たくさんの起業家やITの第一人者の方々がいらっしゃいました。

こんなことができるのも、本当にどこを探してもキリロムくらいじゃないでしょうか。

まさに、境遇や個性が様々な方がキリロムにはいらっしゃるわけですが、
シリーズでお届けしているように、キリロムにも色んな人がいます。

そのスタッフの数は、裕に100を超えるわけですが、実はキリロムにかかわるスタッフさんは、ここやプノンペンだけでなく、シンガポール、ひいては日本にもいます。

日本には、東京にオフィスを構えていますが、一体その役割とは何なのでしょうか―。

今回は、キリロム工科大学 東京事務所長にして、vKirirom Japan 株式会社の代表取締役である、有澤さんにお話を伺いました。

KIT卒業後、日系企業に就職した元学生たちとその社長さんと―。

「キリロムの住人達」第2話―
女性取締役代表、有澤さん

YOYO
「では、自己紹介からお願いします。」

有澤さん
「はい、有澤和歌子です。青山学院大学経営学部出身です。趣味は海外旅行です。」

YOYO
「今までの旅行で一番よかった場所はどこですか。

有澤さん
「モルディブです! そこのお水しか出ない、お湯が出ない島によく家族で旅行に行ってました。」

YOYO
「なぜそこがいいんですか??(笑)」

有澤さん
「安いし、一番日本人が少ない、かつナチュラル、自然のままの島だって言われたので。」

(まさに日本からなぜそんなところに?と周りが思うからこそ、日本人があまり来ないその島がいいんですね、納得)

ちなみにモルディブはこのあたり

有澤さん
「他には、卵子の老化について若者に伝える活動をしています。

私が39歳で出産したのもあって、その時までは仕事一筋でやっていて子どもを生むのは後でいいと思っていたんですが、妊娠にも適齢期があることを出産の時に知ったので、若い人には、『いつかは子供ができる』と思っていると、そうじゃないんだと伝えたいと思い、活動しています!」

もちろん、キリロム工科大学の学生にも特別授業として講義された経験があります。

ITや理系の大学でも専門知識を教えるだけじゃなく、今はやっぱり社会福祉もより重要な教育の課題です。

特に私は雇用機会均等法の1期生なので、男女平等とかが言われ始めたときなので子育てと仕事の両立が難しかった時代の人間だから、私と同世代で仕事を続けているひとは少ない。今の大学生の母親世代だと思います。」

YOYO
「そうですね、今でこそ、会社だけでなく国単位で女性のキャリア・社会進出をデータで公開して競うようですが、核となる管理職に就く年代の人が少ない背景はやはり負の遺産であり、すぐには解決できない問題ですよね。」

有澤さん
「そうですね、だからこそ私がキリロムでの仕事を携わっているきっかけになっているかもしれないですね。女性がずっと仕事をもって生きていこうよという(カンボジア国内での)ロールモデルになればいいなと思っています。」

有澤さん
「実は、うちの息子が高校1年生なんですけど、今度の4月に高校を辞めるんですよ。このままの日本の教育の中で育つのはやばいと、私が働いている姿を見て思ったそうで。それで4月からはイギリスのボーディングスクールに通うそうです。お金はもちろんそれなりにかかりますが。」

YOYO
「まさに投資ですね。(笑)」

有澤さん
「そう、だから年収1500万の新入社員になってから返してね、と言ってます。(笑)
やはり、私も高校生の息子を持つ母親の視線から、キリロム工科大学の関する問い合わせにしてもリアルな話をできますね。」

YOYO
「vKirirom Japan 株式会社、つまり日本オフィスというわけですが、主にその役割を教えていただけますか。」

有澤さん
「そもそも、私の肩書は、vKirirom Japan 株式会社 代表取締役、キリロム工科大学 東京事務所長というものです。実際にやっている仕事は、キリロム工科大学の入試相談窓口、キリロム工科大学の学生寮オーナーズプログラムの窓口、キリロム工科大学 学生向けのITシステムの開発インターンシップの営業窓口、vKirirom Nature Cityへの投資家向け窓口、弊社スタッフの人事窓口など…。他の大企業の代表取締役に比べると、本当に数えきれないほどたくさんの仕事を受け持っています。」

「あとは、日本の方向け vKirirom Nature City のスタディツアー窓口だったり(弊社のプロジェクトの紹介ツアーで、猪塚のビジョンを肌で感じていただく、好評をいただいているツアーです。)も担当しています。」

「そして、東京オフィスの主な役割ですが、弊社の事業理念は持続可能な開発の支援であり、日本に向けた優秀なIT人材の育成という理念をもって社会に貢献しています。それもあり、キリロム工科大学の奨学金スポンサーの企業はすべて日本の企業の方々です。」

「もちろん、日本のIT人材が不足している事態に直接的アプローチをとることも目的ですが、

我々のモットーはSDGsにのっとり、国規模の社会問題を世界規模で取り組み、先進国の抱える問題を途上国からソリューションを提供します

それにより、我々が日本でもつ課題に対して啓発する取り組みにもなりますし、今の日本の教育の仕組みでは花を開かせることができない学生に対して、ここにも選択肢を設けることで、世界情勢の変化の激流に負けることのない優秀な人材を育成するべく、東京事務所では、その立地を生かして日本社会に直接アプローチしています。」

YOYO
「なるほど、つまりカンボジアで育てた人材を日本社会にアウトソースするために重要な役割を担っているわけですね。

つまり世界とカンボジア、そして日本をつなぐ言わばハブのような役割ですね!」

元々は富士通で働かれたのち、ベンチャーのデジタルフォレストに入社、そこで弊社社長、猪塚と出会います。幣社のスタッフでは、猪塚と最も深い関わりを持つ有澤さん。

長く付き合ってきたからこそ、見えてきた猪塚やキリロムの良さを聞いてみました。

YOYO
「なぜ、キリロムに関する事業に携わろうと思ったのですか」

有澤さん
「まず、長い年月を共にして、猪塚の人間性をその時から知っていました。彼は非常にまじめで、ストイックでもあり、誰よりも働き、人を絶対裏切らない、自分の事業にかかわるすべての人が幸せになることを常に考えています。多少やんちゃなところはありますが、それを信じていつか東京で人が必要になるときがあれば一緒に仕事をしたいと思っていました。

しかし、やりたいと申し出たときは『え~~~』と言われました。(笑)
否定されました。(笑)」

YOYO
「え、そこは歓迎モードではなかったんですね。(笑)」

有澤さん
「すごいびっくりされました。(笑)」
「端的に言うと、武さん(猪塚)のことを信用していたからこそ一緒に働きたかったです。そして、信用しているしそのビジョンに携わることが楽しいからこそ、いろんな人たちをここに送り出したいと思いました。」

YOYO
「だからこそ、有澤さんが色んな方面の窓口に立つ”ハブ”という存在が重要なんですね。社長の熱い夢をいかに人に伝えるか、その熱量をどれだけ共感してもらえるかは、武さんを一番理解している有澤さんだからこそできる役割なんですね!」

有澤さん
「そうですね(笑)」

僕が個人的に感じたのは、フェアトレードではないですが、男女雇用機会均等法のように、途上国出身の優秀になり得る人材が、国や地域によって雇用や給与の体制に格差がある昨今の社会に反旗を立てるような、まさに革命のような事業だなと、僕はワクワクさせらたのをおぼえています。

有澤さん
「それでも、最初はまさか一会社の代表になろうとは思ってなかったので、本当びっくりですね。(笑)」

YOYO
「まあでも、その責任感と隣り合わせというか、そういうハラハラしているような気持ちがまだまだ若くしてくれそうですね。」


聖徳学園中学高校の横濱先生とリゾートスタッフと―。
リゾート初のインド人スタッフは有澤さんが旅先でスカウトした人。

YOYO
「結論に迫りますが、やはりキリロムの良さとは何ですか。」

有澤さん
「私は、日本人としての立場からすると、(キリロムは)生活する場と職場が隣通しなので、

日本のような通勤地獄のストレスがない環境、

これはすごく大きいと思います。そして気候がいいので、1年を通して涼しい場所で生活と仕事を両立できることはすごく大きいことだと思います。特に大自然がすごいですし。

そして仕事に関しては、いろんな人種、年齢、性別の人々と接することができる、これは日本の社会ではまだ珍しい光景だと思います。vキリロム会議にしても、各界の名だたる起業家、社長たちが日本からはるばるやってくるようなこともすごく貴重だとおもいます。

まさに、ダイバーシティ、多様性そのものですね。」

実際、このキリロムの地でのインターン生活を振り返って、何が一番価値のある体験だったかというと、人との出会いではないかと思います。

日本のインターンでは、まず社長や経営陣に会う機会は少ないですし、ましてはそれが何十人も集まるイベントに携われるのは、大金をはたいてでも参加したいと思うはずです。

こうした人たちとの繋がりは、決して金額では表せないほど貴重で、人生の宝になる経験は、他ではないだろうと、8か月のインターンを経て感じます。

有澤さん
「特に、一人がいろんな分野のプロジェクトに携わったり、いきなり海外で働く環境というのは、大企業では珍しいですね。

とはいえ、猪塚も成功だけでなく、これまでで苦汁をなめる思いをしたこともあり、世界規模の相手を前にその敗退した経験から切歯咬牙する思いで、これからの日本の若者には同じ思いをしてほしくないという強い願いがこの事業の背景にあります。

その強い思いは、私は追随できるのでいろんな若者にこういった話を何度もして、少しでも誰かに響いてほしいと思っています。」

YOYO
「それでこの事業についてきてくれる人、スタッフだけでなく学生も武さんの夢を一緒に叶えたい、今の社会を変えたいと切に願う人がどんどんついてくるわけですね。」

有澤さん
「そうですね、キリロム工科大学に通う学生がいつか、また新しい若者に希望を与えられるような存在になってほしいなと思います。」

僕自身も、来る前も来てからもこの事業の壮大さ、熱意に終始驚かされています。


ソナトラグループCEOで、学生寮オーナーの永田さん

キリロムという事業からみて、有澤さんとは―。

一言で表すと、「ハブ/中枢」

物理的に、立地的にカンボジア・キリロムと日本ひいては世界に繋ぐ役割をされていますが、より人情的に話すと、それは猪塚武の持つ日本の若者に託したい思いを有澤さんは多方面に届けるための中枢ではないでしょうか。

もちろん、猪塚に触発され活動している分野以外でも、ご自身のこれまでに経緯を基に、周りの人に幸せになってほしいという思いで共通しているのかもしれません。

これからの時代、AIに職を奪われると危惧される時代がやってきますが、それでも、最後に人を動かすのはやはり人の情ではないかと、僕は改めて思いました。

キリロムでは、背景は様々ですが、みな夢をもって、それも人一倍熱い夢をもって、この地で新たな出会いを見つけます。その楽しさと生きがいをもって、まだまだ20代の僕らと変わらない、あるいはどんどん若くなっていく有澤さんの心は、今までもこれからも、また別の人の心に響き、新たな夢をかなえる架け橋となるのではないでしょうか。


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